表題通り日本Ruby会議2009に参加してました。一日目は参加できず、二日目の午後は途中から抜けなきゃいけなかったりでちょっと勿体なかったんですが、それでも本当に楽しかったのでつらつらと感想を。

まず何より先にスタッフに感謝です。今年もあの規模のイベントを回すのは本当に大変だったと思うんですが、どのスタッフの方もフレンドリーだし丁寧に対応してくれて、何よりみんな本当に楽しそうにしてたのが印象的でした。いいなー。本当にお疲れ様でした。

Reject懇親会

一日目は仕事で抜けられなかった&懇親会のチケットも買ってなかったので、Reject懇親会に参加。なんかみんな同年代な感じだったかな。RubyKaigiに集ってるのに「Scalaやろうぜ」「Objective-Cやろうぜ」とかそんな話したりしてたw

二日目以降も@repeatedlyや@kodukiたちと一緒に回ることが多かったけど、楽しかった!特に四国とか関西とかから来てる人達とは普段中々会うこともないので、貴重な機会に会えてよかったです。

Matz例外処理される

まつもとさんが遅刻して朝来なかった上、名札を忘れて受付で足止めくらうという事件に会場爆笑。Rubyに例外処理があって良かった、これで例外が捕捉されてなきゃRubyKaigi自体がセグフォで終了してたとこですね、わかります。

MacとRubyの話

三日目の午後は3会場のうち一つが、全部Mac絡みのセッションだったのでずっとそこにいたのだけど、予想以上に人多かった。RubyCocoa/MacRubyの注目度の高さに驚く。それと、iPhoneでRubyCocoaを使うセッションにいた人達のiPhone所有率が異常だった。会場のほとんどの人達が手を上げてるし。iPhoneのセッションだから当然ちゃ当然だけど。

MacRuby 0.5の話はとても面白かった。スピーカーのヴァンサンさんが言ってた通り、今0.5を使うのは「クレイジー」としか言いようがないんだけども、LLVMをバックエンドに使ってAOTコンパイラを持ってるとか、YARVをやめてVMを独自実装するとか、野心的な試みが多くて追ってると楽しい。まぁ、0.5俺の環境ではコンパイル通らなかったんだけどね…。

しかしこんだけ需要あるなら来年に向けてMacRubyネタでも用意しとこうかなぁ。実践MacRuby。

RejectKaigiに参加した

なんと勢いでRejectKaigiに参加してしまった。しかもネタはDT。去年は小さい方の会場で片付けが進む中2トラック同時進行、みたいなカオスな状態でやってた記憶があって、あれならなんとかいける、と思って参加したのだけど、今年はメイン会場でClosingの後そのままRejectに突入。うそん。すげーでかい会場なんですけど。なんかみんな全然帰らないんですけど。数百人いるよ、人。gkbr。

緊張のあまりうまくできた自信が無いけど、まぁ予定してたこと全部喋れたしそこそこ笑ってもらえたし、初舞台にしちゃ上出来でしょうか。うひー。みんなあれだぞ、あのプレゼンに対する賛辞の言葉は「これはひどい」だぞう。もっと罵声を浴せるべき。

ところで、終わったあとなんとyharaさんに声をかけられました。著者だ!著者の方が!せっかく面白い本なのにあんな形で使わせてもらってスイマセン!って気分でしたが、「あの本読んで自分で言語作ったって話、実はあんまり聞かないんですよねー」と。どうやら喜んでもらえてた様子。よかった…。「Rubyで作る奇妙なプログラミング言語 ~Esoteric Language~」、本当に面白いのでまだ読んでない人は買うと良いと思います。そんでオレオレ言語を作るといいと思います。俺でもできるんだから簡単です。

来年は

今年もとにかく楽しかったので、来年はもっとコミットできたらいいなと思った。それがスタッフなのか、またLTでもやるのかはわからないけど、お祭りは自分も中に飛び込んだ方がきっと楽しい。RubyKaigiだけじゃなくて、もっとRubyの中に踏み込んで行きたいなぁ、なんて思ったり思わなかったり思ったり。