そう言えば、本業忘れてた

ふと思い立って、Macの言語設定を日本語からドイツ語に変えてみた。

最近仕事も趣味もコンピュータづいてたので、他のことを考えるのをすっかり忘れてたけど、そう言えば大学でドイツ語学科だったりするんだよね、ってことを履歴書書きながら思い出した。ヤバい。全然、ドイツ語に触れてない。一応、もう一個の専門分野の政治学は普段から政治ニュースでもチェックしてれば忘れることもないんだけど、ドイツ語は…授業にも出てないしドイツ人にも会ってない。これっぽっちもドイツ語が口から出てこない。まずい。

というわけで、「1日の大部分はMacに向かってる→Macをドイツ語表示にする→1日の大部分はドイツ語に向かってることになるんじゃね?」と安易な思いつきでドイツ語表示にしてみた。iPodもドイツ語。ついでにNintendo DSの表示言語もドイツ語にしてみた。最初の起動画面くらいしか変わらないけど。

Ausschaltenってなんだ??

結果。予想以上にわけわかんない。コンピュータ用語だから、というのもあるかもしれないが、選択肢の意味すらわからず、逐一辞書を引くはめに。電源落とそうにも、どれが終了を表してるのかわからずしばらく悩んでしまった。うーん、これは結構勉強になるかもよ。ていうか、高校・大学合わせてドイツ語歴6年目になろうってのに、なんなんだこのざまは。どんだけサボってたんだ俺。

しかしながら…

まぁ、予想してはいたけれども、馴れてくるとドイツ語表記にも違和感を感じなくなってくる。もちろん、数時間で飛躍的に読解力が向上した、なんてことでは全然ない。そもそも普段、愛しのMac様のお言葉にほとんど耳を傾けていない、もとい目を向けていなかったのだ。

Macはそもそも見て分かりやすいインターフェースだし、SafariやiTunesのような日常的に使うものに関してはショートカットキーを多用している。エディタやウィジェットは日本人が作ってるフリーソフトを拾ってくることが多いから、ドイツ語リソースが入ってない。CUIでの作業やプログラミングにはそもそも日本語を使わないので、英語だろうがドイツ語だろうが関係ない。また最初は戸惑ったアラートメッセージや終了・ログアウトの操作も、よく考えてみれば普段いちいちメッセージなんか読まずに感覚的に操作してるの思い出した。要するに、言語なんかあんまり関係ないくらいにMacに馴れてしまっていたのだ。意味がない。

どーすっかな

というわけで、「1日好きなことしてるのにいつの間にかドイツ語漬け!?」作戦は失敗に終わったのだけども、ドイツ語のように日常にほとんど姿を見せないものに絶えず「触れて」居られるというのは全くの無意味ではないかもしれない。もしかしたら中学生あたりに英語表示のMacを使わせたら学習効果あるかも、なんて。…いや、多分面倒くさがって使わないだろうな。