本家/.の記事より。今年1月にリリースされて以来批判が多く、発売直後のスタートダッシュもすぐに息切れしたと思われていたWindows Vistaだが、実はこのところ市場シェアを順調に伸ばしており、一方でVista批判CMを打つなど対抗心をあらわにしていたAppleのMac OS Xは横ばいが続いていると言う(ComputerWorldの記事)。
スラッシュドット ジャパン | Vistaのシェアは着実に増、Mac OS Xは横ばい?
コメントで触れてる人がいたけど、そもそも比較対象がおかしい。MacOSX*1とVista、ではなくてMacとWindowsって比較にするべきでしょ。
MacOSXのシェアが横這いでVistaのシェアが増えてるならその分どっかが減ってるわけで*2、トータルで見れば大して変動してない、ってだけの結論しかでない。大体、このところニューモデルのMacも発表されてない*3とか、Leopardの発売を前に買い控えが起きてる可能性にも触れてない。現行のMacOSX(Tiger)にはこのタイミングでシェアを伸ばす要因がないのだ。OSX→Vistaへの流入が有り得たのにそうならなかったのはむしろ堅調な証拠じゃないかな。一方Vistaは今後PCを買い替えるともれなくついてきます状態。増えはすれど減るわけがないだろう。それをさもVistaが頑張ってるから伸びてるんだよ、とでも言いたげな書き方はアンフェアというものだろう。それを言うならMacのCMも「それは間違いじゃないけど、ウソだよね」ってことを言ってるけど。