さっきは興奮しすぎて書けなかった*1、LL魂の感想の続きを。

基調講演

HHKの和田先生、素敵な方ですね。講演内容の「hackとはplayfulな行為」「好きだからやる」というのが端々から伝わってきて大変面白かった。なんだか楽しくなった。

Language Update

弾さんの小ネタやMatzさん&笹田さんのペアプレにはかなりやられた。ていうかMatzさんびっくりだよもう。Ruby 2.0って!?ええ、1.9は!?と普通に騙されかけた。Lazy Collection欲しいよw

個人的に興味をひかれたのはIo。プロトタイプベースのオブジェクト指向言語ということで、全く知らなかったんだけど中々面白そう。なんでもオブジェクト、なんでもメッセージの特性を利用して、演算子*2の定義と「Rubyでいうところのmethod_missingのような機構」だけで、まるでWiki記法のようなプレゼン用DSLを実現しちゃうのにかなり驚かされた。

というわけで早速Ioをいじってしまいましたぜ。

昼休み

LL魂とは微塵も関係ないんだけど、ファミマのおにぎりが美味かった。地獄の沙汰もヨメ次第ってどんなドラマ?

オレ様言語の作りかた

Xtalの石橋さんのプレゼンが面白過ぎて会場大爆笑。終始飛ばしまくり。…よし。

集められた「オレ様言語*3」の中でも特に異彩を放ってたのはやっぱりなでしこ。まぁ、前々から面白いなとは思ってたんだけど、あまりいじってみたくはならなかった。けど、実際コードを見てみたら…あれは、凄いな。どう見ても日本語です。可読性、特に非プログラマに見せたときの理解可能性は圧倒的というか、他の言語やフォーマットでは実現できないものだよね。

質疑も全てなでしこに集中してた。その中でもっと日本語っぽくできそうじゃない?とか形態素解析とかと組み合わせて表記のブレも吸収できるようにしない?とかって提案も出てたけど、なでしこはあれでいいんじゃないかと思う。自然言語でコンピュータを制御する研究はこれから色んな方面で進むと思うしそれはそれで興味深いと思うのだけども、なでしこの「バッチ処理を手軽に記述する」とか「非プログラマに事務処理を自動化してもらう」とか、そういった用途を考えるとあまり柔軟であるよりは簡潔で簡易なものの方がいい。くじら飛行机さん自身が言ってたけど、プログラミング言語というよりはコマンドの塊、シェルスクリプトのようなイメージなんだよね。だったらあれは十分に現実的な解だと思う。

あと他に、簡潔さと非プログラマにも読みやすいって特徴が生きそうなところと言えば、TDDやBDDにおける仕様記述だろうか*4。CLRやJVM上で動かしてテスト/仕様記述向きのシンタックスを組み込んだらなかなか面白いことになりそうな気がする。

VM魂

どれも中々興味深いんだけど、参加者のみなさんかなり興味津々だったみたいなんだけど、残念ながら俺個人的には最近あんまりJavaも.NET触れてないのでそんなに思うところはなかったんだよね…。でも、DLRの話が面白かった。Silverlight上でPythonのモジュールを読みこんでそれにJSでイベントハンドラ付けてやってアプリケーションとして動かすってデモを見て、Microsoftすごいことになってるんじゃん、と思いました。DLRは注目しとこう。

あと、荒井さんの発表がさりげなくVistaのデモにもなってるように見えた。全然関係ないけど、高井さんのスライドが本当に次々と横方向にスライドしまくるので酔った。

プレゼン魂(キミならどう書く?)

これは非常に面白かった。

まず、「一般人に使えるプレゼンソフト」っていう要件定義が無視されてたのに笑った。独自のXMLフォーマットで記述とか、HTMLにScriptタグでエフェクト指定とか、無理でしょ普通に。結局「オーサリングツールが要るよね」って話に落ちついたけど、小黒さんのR-Slideの「ドキュメント作成機能は思いきって切り捨てて表示に特化させる」ってアプローチは案外ありかなと思う。何故かは知らないけど、非プログラマの人って意外とドローツールとか使えたりするし。いや、俺の周囲の人がそういう傾向なだけかもしれないけど。でも、独自記法とか新しいソフトの使いかたとかを覚えるよりは一般人には楽そうだ。それでいて逸般人にも素敵なソフトだったし、R-Slide。

amachangさんのJSプレゼンツールは本当に綺麗で使いたくなったし(あのインデックスは素敵すぎる!!感動した!)、下田さんのプレゼンで高橋メソッドはやっぱり素敵だと再認識できた。小黒さんはプレゼン自体が面白い&前述のアプローチが興味深いのはもちろんのこと、チャット連動機能でニコニコ動画化しかけた*5ことで相当盛りあがった。使いどころは難しそうだけど、あれは上手くすればとてつもなく面白いものができそう。

Lightning Talk

この辺は流石にメモれなかっただけど、大爆笑させてもらいました。ネタに走りまくってたのも普通なのもどれも面白かったんだけど、書ききれないや。

来年は

と、こんな感じでお腹いっぱいになったLL魂。実は初めてこの手のイベントに参加したのだけど、今まで行かなかったのが悔やまれるくらいに大満足でした。ところで、来年は定員1300名でやるそうですよ。…なんだその規模!おおお!?

*1:自分で書いた奇怪なメモを整理できなかったからとも言う

*2:というか、予約語じゃないからあれもメッセージなんだよね

*3:このセッションでは、なでしこ、Xtal、Sukuna、crowbar/Diksamの作者の方々の発表があった

*4:なでしこのソースだけで、顧客や営業に見せる仕様書と、テストと、開発者向けのドキュメントを全て兼ねさせられるなぁ

*5:自重しろ、との返しも含めてw