今日、昼間四ッ谷の町中で、とことことこ、と電線の上を駆けていくものを見かけた。濃いめのグレーのボディ、小さい手足、長いしっぽ。ああ、ネズミだ。

東京には大量にいるらしく被害も甚大らしいのでたぶん珍しくもないんだろうけど、家の近所ではあまり見かけない生き物なのでしばらく観察してしまった。大きさはゴールデンハムスターよりやや大きいくらい、多分そんなに大きな種類じゃないやつだろう。

よくよく見ると案外愛らしい。食物を漁るとか、病原菌をまき散らすとか、電線を噛み切るとかしなければもう少し愛でる人がいるだろうにな、と思ったけど、別にあいつらにとってはどうだっていいことだろう。もしかしたらむこうは向こうで「ゴミをまき散らすとか、騒音を出すとか、煙を吐くとかしなければもう少し可愛い生き物なんだけどな、人間」とか思ってるかもしれない。