ここのところ、求人に応募してきたプログラマやシステムを手伝ってもらう外注先企業に、どんな質問をしたらいいかについて意見を求められることが度々ある。いや、そんなの俺みたいなワープア学生アルバイターなんかじゃなくてシステム部の偉い人か凄い人に聞いてくれよって話ではあるんだけども、欲しがってる人材がどうやら俺みたいな頭のネジが足りなかったり多すぎたり変なところにささってるような人らしいので、参考程度にしといてね、と念を押した上で考えてみる。

求人に応募した経緯とか、仕事に取り組むスタンスとか、待遇やらなんやらについての希望とか、は面接担当者が普通は聞くと思うので、俺が聞いてみたいとしたらこんな感じかなー。

  • よく使うWeb上のサービスは何?最近注目してるものはある?
  • 好きな言語は何?
  • 好きなOS/ブラウザは何?
  • 普段使ってる開発環境って何?

いやいやいや、もちろん面白いこと言ってる人がいたらお友達になりたいからオタクを探してるとかそういうことじゃなくてね。うん。趣味が合いそうな人を探してるとかじゃなくて。

一番最初のは、これからWeb上のサービスという素材で、アイディアと技術で勝負しようって会社にわざわざ来る人が、技術にも流行にも興味ないんじゃ話にもならないんで当然聞いておくべきだと思うこと。後の方は何て答えるかじゃなくてどういう答え方をするかが興味ある質問たち。数ある中から一つを「好き」になり、かつその理由を人に述べるまでに至る人は、その裏で他のいろんな技術・思想に触れてそのメリット・デメリットについて判断を下してると推測できるから、そういうことが出来る人は少なくとも「ある一つのこと以外を知らない、知ろうとしない、その現状を無批判に受け入れる」人よりは数段この仕事に向いてると思う。うちらがやる「仕事」は、決められた「作業」じゃない、問題解決と創造ですから。

あとはちょっと前に流行ったfizzbuzzでもやってもらったり、ちょっとボケてみてツッコミを見てみたりするかな。

以上、面接をすることはもちろん受けたことすらあんまりない、とあるナマケモノが妄想してました。みなさんは面接したとき/するとしたらどんなことを聞きますかね。