せっかくカメラを買ったのでなにかこうモフモフしたものを撮りたい、というわけで早速動物園に行ってきた。行ったのは公園の片隅にありながら何故かブチハイエナがいたりウォークインバードケージがあったりする大宮公園小動物園

檻の消し方

先週は買ったばかりでろくに説明書も読まずに「おまかせモード」でパシャパシャしてただけなので、今回は事前に動物園での撮影テクニックと言うのを調べてから行く。

レンズには絞り値という設定があって、絞りを開くと被写界深度は浅くなり背景のボケは大きくなる。逆に絞っていくと被写体深度は深くなり背景のボケは少なくなる。 これは長い焦点距離を持った望遠レンズほど、また、開放時のF値が少ない、明るいレンズほど効果は大きい。
動物園での写真撮影の基本 〜オリの消し方と背景をボカすテクニック
動物園の撮影では、この関係を覚えておくと、檻を消したり、人工物だらけの背景を単純化したり、被写体の目など体の一部を強調したりする時に非常に役立つだろう。
動物園での写真撮影の基本 〜オリの消し方と背景をボカすテクニック

なるほどなるほど。ということで設定を弄ってみて、撮り易そうなバードケージの方で試してみる。

ウスユキバト

本当だ…消えてる…!ちなみにこの子はウスユキバト。小学校の飼育小屋みたいな金網の中にいたのだけど、ちゃんと金網が消えて背景もボケて鳥だけにフォーカスが当っている。

ただ、大型の動物の方は、檻が太くて頑丈なやつで、檻までの距離も若干遠くて、でもそんなに広い檻でもないので被写体と檻の距離が近く、消すのはちょっと難しかった。

仔ニホンザル

この小猿は割と奇跡の一枚で、ハイエナとかツキノワグマとかも撮ってみたのだけどウロウロしててなかなか上手く撮れなかった。難しいなー。小動物や鳥の方も、何枚かは上手く撮れてはいるんだけど、半分以上は微妙な感じだったので、もうちょい設定弄るのと練習が必要そう。

カラス天国

動物園自体とはあんま関係ないんだけど、大宮公園内にはカラスが沢山いて、もうどの方向を見てもカラス、くらいのカラス天国。カラス好きとしてはたまらないので、動物園行ったはずなのに家帰って画像取り込んだら1/3くらいカラスの写真で埋まってた。

まず、こっちが家の近所で撮った方のカラス。一応ベランダからすぐ見える距離の電柱にいるのだけど、それでも若干遠い。

青空とカラス

そんでこっちが今日大宮公園で撮った方のカラス。同じレンズ、同じカメラなのにこの距離感。つか、カラスもカラスで、埼玉のカラスは東京のカラスよりも若干油断してる気がしてならない。暑かったからか。暑かったからなのか。

今年暑すぎんだろ…

ということでモフモフ分とカラス分は十分補給できた。レンズ越しにみる公園とか動物園の風景って目で見てるのとはまたちょっと違ってすごく楽しかった。とりあえず次は上野動物園か、どっかの水族館に行ってみようかな。危ないなーこのまま行くと沼にはまりそう。