As Sloth As Possible

可能な限りナマケモノでありたい

タグ:iPod

以前iPod touchをJailbreakした際にRubyをインストールしたものの、irbは起動しないし添付ライブラリを読みこんだだけで落ちてしまって、全く使いものにならなかった。その原因が気になっていたので今日はそいつを追っかけてみた。てっきりarm-darwin版のRubyが何かバグを抱えているもんだとばかり思って愚痴ってたのだけども、結論から先に言うとどうもそうではないようだ。で、タイトルのようなことになるのだけども。

とりあえずエラーを吐いてる箇所を探す

エラーを吐いてる、と言うのは正しくない。どのライブラリでも関係なく、requireした時点で[BUG]とだけ言ってAbort trapしてしまうツンツンぶりで、まったくとりあってもらえないというのが現状。数は多くないけど、日本でもarm-darwin版rubyに泣かされてる人は何人かいるみたいだ。

っても、インタープリタのコードもライブラリのコードも読んだことないし、arm-darwinのバイナリを作る開発環境もないしで、インタープリタのバグだったりしたらお手上げだったりするんだけど。まぁ、とりあえず小さそうなところで、URIライブラリを選んでみる。

bash-2.3# ruby -e "require 'uri'"
/opt/iphone/lib/ruby/1.8/uri/generic.rb:1121 : [BUG] terminated node (0x21294c)
ruby 1.8.6 (2007-03-13) [arm-darwin]

Abort trap

ぐ。ここまでは既に何度も経験したので、この程度のツンツン加減じゃへこたれないからね。しかしgeneric.rbの時点で落ちるとはどういうことだ。1121行目に一体何があるのか見てみるべくuri/generic.rbを開いてみる。

1106     def inspect
1107       sprintf("#<%s:%#0x URL:%s>", self.class.to_s, self.object_id, self.to_s)
1108     end
1109 
1110     def coerce(oth)
1111       case oth
1112       when String
1113         oth = URI.parse(oth)
1114       else
1115         super
1116       end
1117 
1118       return oth, self
1119     end
1120   end
1121 end

endやん。さらっと見てみたけど当然のことながらおかしなところは何もない。他のRubyライブラリか、あるいはもっとローレベルな機能に依存してるとこはないかとも思ったけど、どう見てもごく普通のRubyコード。一応、まさかsprintfが?とか裏切りのcase式か?とか一通り自分で書いて試してみたけど、別に問題なく通る。というか、ここModuleやClassの定義の箇所だし、そもそも実行すらされてないはず。何なんだ一体。

行けるとこまで行かせてみる

何箇所かコメントアウトしてみたりしたら、一応generic.rbは読み込めたりするんだけど、今度は他のライブラリで止まるし、ひっかかる箇所を見比べても共通点が見えてこない。仕方ないのでライブラリのソースにdebug printを仕掛けつつ、上から順番に地道に読みすすめていくことにする。

まずはuri.rbからrequireしてるものをgeneric.rb以外全部コメントアウトして、generic.rbの方では__END__で後ろの処理を無効にして実行してみると、その段階では問題なく読み込める。徐々に読み込む範囲を広げていったら、ついに「そこから先は必ずAbort trapする」行を見つけた。

 914     def route_from(oth)
 915       # you can modify `rel', but can not `oth'.
 916       begin
 917         oth, rel = route_from0(oth)
 918       rescue
 919         raise $!.class, $!.message
 920       end
 921       if oth == rel
 922         return rel
 923       end
 924       
 925       rel.set_path(route_from_path(oth.path, self.path))
 926       if rel.path == './' && self.query
 927         # "./?foo" -> "?foo"
 928         rel.set_path('')
 929       end
 930 
 931       return rel
 932     end
 933         
 934     alias - route_from

これの925行目の後、return relより前に何かの式を入れるとそこで必ずAbort trapする。ついに、ついに見つけたぜこの野郎。

…待て。うん、この箇所も全然おかしくない。何の変哲もないif文。試しに色々なif文を書いてみる。全部ダメ。unlessもwhileもbegin-rescueもダメ。putsは…ダメ。じゃあ、1。あ、これは通るのか。1+1は…な、なんだって、これも通らないだと?…なんか、すごく嫌な予感がする。手に負えないバグを見つけるよりもよっぽど嫌な予感が。

さて。どうも926行目に書いてあることが原因じゃないようだ。ふむ。じゃあ、コードの順番を入れかえてみたり、前後のコードを減らしたり増やしたりしてみたらどうだろう。

…あはは。コードを減らすと通るんだ。それも、どの箇所かに関係なく。

vim*1を閉じて、おもむろにtop、と打ちこんでみた。うふふふふふ。そういうこと。そういうことなんだ。

メモリが全然なかった。なんでか知らんがhttpd*2起動してるし。誰だそんなふざけたものをiPodに入れたやつは。俺か。俺だよなぁ。

100MBのメモリでできること

結局、iPod touchがあまりに貧弱なため、インタープリタがrequireしたコードを解析中にメモリを使い切ってしまい、どうしようもなくなって[BUG]と断末魔を残して死んでたんだろう、ということだった。だから、コードをあれこれいじってたときに、条件分岐が複雑なコードやオブジェクトを余計に生成するコードが即座に息の根を止めてたんだな。ちょっと考えればわかりそうなもんで、多分携帯電話とかで開発してる人だったら、そんなリソース馬鹿食いしそうなRubyなんかがモバイル端末でまともに動くわけないじゃん、って言いそうだ。あるいは、いやいや、数年落ちのビンテージ環境でもRuby自体は動くわい、それはiPod touchが貧弱なんじゃい、っていう声も違う方から聞こえてきそう。

でもさ。iPhone/iPod touchが携帯電話とも骨董PCとも違うのは、あれは高機能なGUI環境なんだってことなんだよな。サブセットとは言えdarwinが、いやMacOSXが載ってるわけで、だからこそモバイル端末にあるまじき過剰な期待をしてしまうし、(皮肉にも)それが故に骨董PCでもできるようなことが出来なかったりする。確かにiPod touchのインターフェースレベルの層を排してdarwinだけにすれば、Rubyくらいは平気で動くと思うけど、それって何の意味があるんだろう。かと言ってあんなにスムーズに動くUIがあって、音楽・動画が再生できて、ネットワークにも繋がるのに、ハードの制約でいじれる部分が少ないというのも切ない話。

やっぱりObjective-Cで書いて最適化しまくってなんぼって世界か、あるいはWidget程度の小さなアプリがせいぜいってところなのか。Cocoaは好きなんでそれはそれでいいんだけどさ。折角RubyやPerl*3があるのにまともに使えないのは残念過ぎる。まぁ、最初からAppleが言うようにWebアプリで作ればいいじゃんって話だが*4

*1:最初vimがあることに気付かなくて、しばらくviを使ってた。いや、だって入ってないと思ってたし。会社のサーバだってviしか入ってないんだぜ。

*2:以前ネタで入れたApacheがlauchd経由で自動起動するように設定されてたらしい。使いみちもないし、即座に消した。

*3:もしかしたらPerlならRubyよりまともに動くかもしれないけど、CPANフル活用してバリバリ、というわけにもいかないだろうからどっちみち期待はできない

*4:しかしSafariのJSはそれはそれでなんだかなって代物だけど。未だに。

やろうやろうと思って忘れてたiPod touchのJailbreakをやってみた。参考は以下サイト。

Jailbreak Guide - Touchdev

若干面倒ではあるけども、ツール類は既に整備されつつあるので、基本的には手順に従っていればこれと言って難しいことはない。touchからネットに接続してあれやこれややる操作が多発するので、無線の接続状況がいいところでやんないといちいち作業が中断してストレス溜まるので注意。しかしSafariのTIFFに関する脆弱性を利用してるのか。この手順すぐに無効化されそうだなぁ。

情報がほとんど英語なので、作業手順を書いとこうと思ったけど、既にまとめてくれてる人がいたのでそちらもご紹介。

iPod touch を jailbreak する

ふぅん。面白い。確かにMac OS Xのサブセットが入ってるんだねぇ。まぁ、最初はlsとかmvとかすら入ってないので、とりあえずTerminalとBSD Subsystemを入れないことにははじまらない。あとRubyとPerlも入れとく。やぁ、これだけでも相当いろいろできそう。流石に入れてはないけど、ApacheとかLighttpdとか普通にあってちょっと驚いた。iPod touch Server。つまりCGIとか動くってことだよな。何か使いみちを考えてみたい。

とりあえず今日はここまで。あんまりいじってる暇はなさそうだけど来週は何か作りたいなぁ。

昨日、初めてまともにiPod touchのSafariをいじってみてちょっと楽しくなったので、今日は昼休みにlivedoor Wirelessのアクセスポイントを探して赤坂近郊をウロウロした。

いや、意外と落ち着いて繋げるところがなくて。ツインタワー周辺で上手いこと拾えず、行きつけのカフェドクリエでは繋げないという残念なことが発覚してしまった。朝から優雅にコーヒーを飲みながらFeedを流し読むという妄想が早くも潰えてしまうとは。いや、そんな余裕あるんなら早目に出社して会社でゆっくり見ればいいだけの話なんだが。しかも新着Feedが痛ニュだったりするので全然優雅でもなんでもないんだけども。

ちなみに、livedoor Wirelessはツインタワー本館裏の路上が一番繋りやすかった。喫煙所まで入ってくると接続状態が悪くなるという罠。うん。いや、煙草吸いながらLDRを使う必要は全くないのだけども。そこに理由を求めたら負けだと思ってる。何と張りあってるんだろう俺は。

昼飯に行きがてら、iPodで無線を探知しつつ歩きまわってみたのだけど、これが結構楽しい。livedoor WirelessとかFREESPOTとか、意外といろんなところにあるんだなぁ。それから、公衆無線LAN以外にも沢山の野良アクセスポイントを見つけられた。オフィス街なので、接続先のところに唐突に見覚えのある会社名が出てきたりする。セキュリティ上の観点から企業では敬遠されてると思ってたんだけど、案外そうでもないのかな、無線LAN。

あと、びっくりするほどパスワードのかかってない野良多い。無線を傍受とかそんな話ではなくて、入り放題。別に個人のネットワークなんかタダ乗りされたとこで大して実害はないと思うけど、「ルータにログインできた」とか「社内LANが丸見えだった」とかいう話も聞いたし、流石に不用心すぎじゃないかと。その気になれば都心部なら公衆無線LANなんか無くても歩きまわればネットはできる。不安定だし場所選べないけど。ま、そもそもそういうことをしちゃダメよってことで。

そう言えば、アメリカだったか、無線LAN搭載のノートPCを車に載せて街中を走り回り、どれだけ野良アクセスポイントを探せるかを競う競技があるってのを聞いたことがある。図らずも今日はそんな遊びをしてしまったんだけど、iPod touchは実はこれ非常に向いてる。持ち歩いてアクセスポイントを探すだけなら別にPSPやDSでも構わないけど、iPod touchだと、接続可能なネットワークがずらっと一覧されてそれがリアルタイムに更新されるので、探知機的な何かを持って街中を捜索(あるいは計測)してる気分を味わえてなお良し。まぁ、途中2度程画面に夢中になってて轢かれそうになったけども。子供か俺は。よい子とよい大人は真似しないように。

livedoor Reader 開発日誌:iPhone/iPod touch対応の「livedoor Reader lite」 - livedoor Blog(ブログ)”

早速試してみました。そう言えばiPod touchでまともにWebを見るの初めてだ。確かにiPhone/touch用に最適化されてる。おおお。凄く綺麗だ。


シンプルだから綺麗なのか

第一印象として、流石にiPod touch対応と銘打つだけあって、(シンプルでほとんど飾りっ気がないのに)見栄えがすごく良く見える*1。機能面ではできることはそんなに多くないなというところ。新着チェック用に最適化してあるとのことなので、フル機能のFeedリーダーではなくてPC版LDRの補助ツール的な位置付けなのかな。さしずめ俺専用ニュースヘッドライン、出勤途中に新聞のかわりにLDR liteを、ってのはいいかもしれない。これで、購入以来全く使ってなかったtouchのSafariと、しばらく前に停止してたlivedoor Wirelessの使い道が見つかってちょっと嬉しい。

あと、個人的には、liteで読んだ記事も既読にしてしまっても良いかなぁと思う。朝歩きながら読んだニュースを会社に着いてからまた整理しなおすとか、帰りに駅で読んだブログを自宅でもまた見ちゃったりとか、結構面倒な気がする。ピン機能は今後搭載されるみたいだし、iPod touchやW-ZERO3とかで見る人であればbookmarkletで簡単にclipやはてブに入れられるし。

iPod touch Safariの使い道

上に書いた通りtouchを買ってからSafariは全然使ってなかったんだけど、使ってみたら結構面白い。面白いんだけど、これ何に使おう。入力デバイスとしては全く使う気にならないしなぁ。さんざん言ってるけどキーボードがあまりにストレスフル*2なので、入力デバイスとしての性能は俺にとってはケータイ以下だな。加えてtouchの場合公衆無線LANが必要っていう制約があるから、それだったブログ書くにしてもMacBook持ちあるいてWILLCOMで繋ぐか、あるいは直接ケータイ使うほうがマシ。結局Feedとかtwitterとかに使うんだろうなぁ。あるいは、Safariならタブ機能やAjaxをフルに使えるので、Webベースのオンラインゲームがもしかしたら流行るかもしれない*3

あと、もう一つtouch Safariの面白い欠点に気付いた。タッチパネルというインターフェースのせいで、リンクを含む文字列が沢山あるようなページを操作するのが結構大変ということ。はてブを試しに見てみたんだけど、スクロールさせようと画面に触れるたびにリンクに指があたってしまい、意図せずにリンク先に飛んでしまうというのが何度もあった。これは、マウスを使うPCや、他にボタンがある携帯端末ではまず起きないことだけど、touchやiPhoneだとどうしても起こること。リンクが大量に含まれるページ…例えばfeed readerやSBMなんかは、iPod touchを対象とする場合何かスクロールに代わる操作方法を考えるのも面白いかも。それこそiPodじゃないけどホイールを模したインターフェースとか。

*1livedoor Reader lite の iPhone/iPod touch 用設定を読むによると、文字サイズを大き目にしてあるのが効いてるみたい。iPod touchのSafariの場合、PCで一般的に使われてる文字サイズ…10~15くらいかなぁ、あれが拡大しないと判読できないサイズとして表示されてしまう。レイアウトなんかはきちんとしてくれるけど、画像まで縮小されてたりして、せっかくデザインが良くてもiPod上ではあまり美しくない。ところが、ほとんどデザイン的な要素入れずに「文字大き目、表示領域幅固定、表示倍率は等倍のまま拡大縮小不可」って設定にしてやると、Safari上で丁度綺麗に見せてくれる。しかも、なんとなくiPodネイティブの機能みたいに見えるから不思議

*2:URLやパスワードを入れる段階でiPodぶん投げたくなった

*3:ただ、人狼BBSみたいのは絶対やりたくない。touchで人狼なんかやったらストレスでハゲるに違いない

と、言うわけで、とりあえずiPod touchでちょこっと遊んでみたので雑感を。


流石の「触れる」インターフェース

iPod touchを語るにはまずインターフェースからだと思うので、早速べたべた触ってみる。

面白い。うん、すごく面白い。とにかくこれに触れてみたくて買ったようなものなのだけど、やっぱりこのタッチパネル式のインターフェースは凄い、としか言いようがないね。スクロールも実に滑らかだし、二本指で触ると動作が変わるのも余計なボタンや遷移が入らないで済むので素敵。

特にフォトライブラリをいじるのが楽しかった。パラパラと「めくるように」見られるのは操作と実際の挙動のギャップが少なくて本当にわかりやすい。二本指で開いたり閉じたり、縦にしたり横にしたり、とiPhoneの紹介動画みたいなこともやってみました。こーれは楽しい。写真撮りたくなってきた。ライブラリ充実させるためだけに。うは、本末転倒。

ただ、iPhone出たとき「直感的!誰でもわかる!」って絶賛されてたけど、それほどでもない、かな。例のごとく説明書は非常に簡素だけど、しばらく触ってみないとわかんないこと多い。ところどころ、「えっ、こここんな動きすんの?」ってのはあるし、設定とか「これを設定するとどーなるんだっけ?」ってのも結構あるし。あとキーボードは非常に使いづらい。俺は別に指が太い方じゃないと思うけど、それでもあちこち触れてしまってミスタイプしまくるので、平均的な成人男性なら確実にストレスが溜ります。でも日本語変換はそこそこ使える。MOSAIC.WAVが予測変換できた上、読みがなまで出てきたのには笑っちゃったけど。多分、ライブラリに入ってる曲名とかアーティスト名とかが予測変換のリストに自動で入るんだろうな。

あとAppleが大好きなカバーフロー、あれは素敵でした。タッチパネルと相性良いし、クリック(っていうかタッチか)すると曲リストとアルバム情報が出てそっから選べて、まさに棚からジャケットを頼りにアルバムを選ぶ感覚。ただ、プレイリスト再生中だろうがアルバム指定してようがどっから入っても、全アルバムのアートワークがでちゃうのはどうにかなんないかな。そこはちょっと不満。

iPod the Movie

動画再生に関しては、文句なしです。画面が大分でかくなったので今までよりずっと楽しめる。これまでのiPodで字幕スーパーの洋画は流石に厳しかったけど、あの画面サイズと解像度なら問題なく観られそう。サイズといえば、今までは圧倒的に画面サイズで勝ってたPSPに並ぶくらいにはなってるね(まだ若干PSPのが大きいけど)。iTunesと同期してるiPodの画面サイズがここまでになった以上、「メモリースティックの容量小さい・動画を管理するのが面倒・しかもかさばる」PSPはもう今後動画再生端末としては使うことはないだろうなぁ。いや、今までもPSPを動画再生端末としては使ってなかったけどさ。

ただ、動画再生機能が素敵すぎるだけに余計に容量の少なさが気になる。画面サイズがでかくなった分だけ画質の良い動画入れたいし、沢山入れておきたいんだけど、16GBじゃそれはちょっと厳しい。やっぱりその倍は欲しいよなぁ。

iTunes Storeは…ねぇ…

正直そんなに使い勝手はよくない。まず曲を探すのが面倒だし、検索するのにも件のすげー使いづらいキーボードで打たなきゃなのでストレスフル。しかも、日本でそんなに公衆無線LAN普及してないので、Wi-Fi機能を使うのが自宅だったり会社だったり、じゃあ何もiPodで買わんでもパソコンで買えばいいじゃんって話。日本のiTMSの品揃えはさほどでもないので「街で聞いて気になった曲があったから、その場でiPodで購入」ってわけにもいかないしなぁ。良い機能だとは思うけど、個人的にはあんまり使わなそう。

フルアーマーiPod touchに期待

最後に、周辺機器やグッズについて。

まず、全面タッチパネルのものを携帯や家の鍵と一緒にポケットに入れるのは流石にアレなので、袋を買ってきた。そう待たずとも専用のケースやカバーが出るだろうけど、さしあたってDS Lite用のシンプルなポーチのサイズが丁度よさそうだったので980円で購入。これならキズつく心配はないし袋ごとポケットに入る。touchに同梱のメガネふきみたいなやつも一緒に入れておける。値段も安いので急場しのぎにはオススメ。当分はコレで過ごすけど、今まで腰から下げるスタイルだったのでその手の専用ケースが出て欲しいところかな。

あと、家にあった5G iPod用のスタンド兼スピーカー(Princeton製)、これはそのまま使えた。Dockコネクタなので多分Macとの同期用にも使えるはず。夜間の充電用や卓上スピーカーとしては便利なんだけど、難点は縦置きなので動画再生には使えないこと。うーん、まぁ、固定してゆっくり観られる状況なら普通にMacなりPCなりで観ればいい話なのでそんなに需要はないと思うけど、touch専用スピーカー作るとしたら横にした状態でカチっとはめ込むタイプにしないとだなぁ。

なにはともあれハックしたい

とりあえず雑感はこんな感じ。Safariはまだ試してないので、これからじっくり試そうと思います。

あとは、早いとこ誰かハックして勝手アプリ作れる環境にならないかな。そしたらアレやコレやいじくり倒したいのですよ。ふふふ。

出掛けてる間に俺宛ての荷物が届いてた。送り主にはApple Storeの文字が。

iPod touchじゃないですか!!!!

本当に出荷日早まってたんだ。不意打ちにびっくり。とりあえずはiTunesと同期中。使ってみたらレビューを上げようかと思うけども、とりあえず驚いたのは薄さだな。なにしろ薄い。今使ってるiPod(5G 30GB)の半分程度に見える。コネクタと同程度の厚さしかない。

さてどんな感じなんでしょ、iPod touchは。うふふふふ。

追記

二日前に発送開始のメールが来てた。俺が読んでなかっただけか。とりあえずウチに来たのは第一陣っぽいなぁ。ちょっと嬉しい。

訂正

第一陣ではなさそうだ。昨日の時点でみんな来てるんじゃん。レビュー記事も結構あるじゃん。オイオイ、なんで気付かなかったんだ俺w

アホか俺は

日付を見間違えてた…。てことは、昨日発送して今日届いてるのが普通ということですよね。別に俺遅かったわけではないと。

出掛けたついでにSofmapで店頭にあった3G iPod nanoとiPod classicを触ってきました。

ああ。ごめん、この間インパクトないとか面白くないとか言って。素敵でしたよ、新世代iPod。何がすごいって、UIがかなり進化してる。写真では「ああ、変わったんだな」くらいにしか思ってなかったんだけど、実機に触れてみると今までとは大幅に違うのがよくわかる。メインメニューの右半分にジャケット画像?や映像が出るようになってたり、ムービーの一覧がサムネイル付きになってたり、ああそうそう、カバーフローも滑らかに動いて綺麗だった。それ自体のスペックは正直特筆すべきとも思えないけども、UIの洗練度に関していえばやっぱり新世代iPodは頭一つ抜けてる。touchと比べたら見劣りするよね、とか思ってたけど、携帯音楽プレーヤーのヘビーユーザなら案外次の買い替え候補にclassicの160GBあたりを入れてみてもいいかもしれない。オススメ。

iPod nanoで動画を再生してみたけど、思ってたよりも「小さっ!」って感じではなかった。あれならミュージッククリップくらいはそれなりに楽しめるし、やっぱりVideo Podcastに調度いいんじゃないかと。それこそ今までのnanoを愛用してた比較的ライトなユーザ層にはぴったりだと思う。ただ、流石に最近のアニメを見るのにはお勧めしないし、ドラマや映画は無理。断言する。無理。今時の携帯電話の半分くらいのディスプレイで楽しめる映画なんてそれはそれで嫌だ。うん。

あと、やっぱりデザインはアウ(ry

そこに目をつぶれるかどうかな。faultier評価では機能的には十分買い。買わないけど。touch予約しちゃったし、愛用の30GB iPodにこれと言って不満ないし。

昨夜はついつい興奮して夜中、というか感覚的には朝までAppleのイベントの速報を見続けてたわけですが…明けて冷静になったかと思いきや…朝Apple StoreでiPod touch売り出してるのを見たら衝動的に注文しちゃったよこの野郎。iPod touch 16GB、お値段は4万8800円也。俺の阿呆。

昨日発表された内容、結局ほとんど事前に噂されてた通りだったなぁ。160GBのClassicとかスタバとの連携とかはへぇ、と思ったけども。以下、それぞれについての雑感。

新型iPod nano

事前に出回ってた画像そのまま、ちょっとふとっちょでUIの機能強化がなされたもの。

デザインはやっぱり現行のやつのがいいなぁ。あと動画対応もしたんだけど、iPodの画面ですら動画再生には物足りない小ささなのに、nanoサイズで動画を観る利点ってあるんだろうか。Video Podcastとかが観られるのはいいかもしれないけど、ドラマやアニメを持ち運ぶ気にはならないなぁ。でも、最初はVideo iPodだとかワンセグ携帯とかも「ハァ?」と思ってたわけで、慣れてしまえばそれなりに楽しめるのかもしれない。まぁ、どっちみち買わないけど。大容量iPodとiPod touchの二台持ちすることになるので、そうなるとnanoは流石にいらない。

あと、写真で見た限りではUIはかなり使い易くなってるっぽい。あれだけでも結構魅力的。上位機種に比べたら見劣りするけど、単体で見たらかなりハイスペックなGadgetだなー。

iPod classic

フルメタル。2Gのnanoと同じ材質ってことかな。で、これもデザインは5Gのやつの方がいいと思うわけで…。注目すべきは160GBの大容量。お値段は4万2800円。ってか、俺のMacBookより容量大きいんですけど。OS入れられるんですけど。これに環境全部入れて持ち運べたら便利だよなぁ。ああ、でもそれじゃiPodとして使えないけど。

touchやnanoのインパクトに比べると面白くもなんともないんだけど、ヘビーユーザは買い替えるとしたらとりあえずこれしか選択肢はないわけですね。ううむ。

iPod touch

まぁ、大方の予想通りではありますが、昨夜のイベントの主役。まさに電話無しiPhone。実にi。8GBと16GBしかなく、動画が観られSafariやらなんちゃらが載ってるような機種にしては物足りないし、値段もはっきり言って高い。のだけども、iPhoneを手に入れることができない日本のユーザにしてみればあの衝撃的なインターフェースを体感するにはあれを買うより他にないわけで、その一点だけでもこの「買わねばならない」という衝動を抑えられないんだ。なんと悲しい性。

いやしかし、携帯音楽プレーヤーの枠をもう遥かに超えてしまってるなぁ、あれは。Wi-Fi&Safariの組合せだけでもかなり面白いことが考えられそうだし、どうみてもiPhoneとベースになってる技術が同じ、だとすれば早晩ハックして自作アプリを動かせる環境をつくっちゃうやつがでてくるよね、そうなるともはやいじり放題だよね。あうあぁ。…しまった、よだれ出てた。Cocoa勉強しててよかったな。何作ろうかな。ウフフフフフ。

ということで、思い切って朝一でiPod touchを予約したのはいいんですが、お届け予定日は10月2日だそうで。くっ、待ちきれない。どうしよう、classic買っちゃおうか。お、落ち着け俺。

追記

どうでもいいけど、AppleはCover Flow大好きなんだな。なんでもかばーふろー。

思えばそれなりに長い間、誰かを想い眠れない日々を過ごすことなんてなかった。だから、久々に訪れたこの正体不明の胸のときめきに、僕は少し冷静さを欠いていたのかもしれない。

なんてことだ。今僕は君の口からどんな言葉が溢れるのか、そのことしか考えてない。いつもならとっくに眠りについている時間だというのに、ベッドに向かう気なんかこれっぽっちも起きないんだ。お願いだ、聞かせてくれ次の言葉を。例えそれが明日の僕にとっては失望をもたらすものだとしても構わない。ただ、眠れない日々は今日でお終いにしたいんだ。




…正直眠い。そして暇、こんな文字列を無意識に書き散らかす程度に。ああ、冷静さなんざ欠片もねぇぜ。そもそもそんなに敬虔なApple狂人教徒だったっけ、俺。なんか勢いで結局2時まで起きてる自分がつくづく阿呆だなーとは思うんだけど、GIZMODEが繋がらない程重くなってるところを見ると同じような阿呆がいっぱいいるんだろうなぁ。

で、結局新iPodなのかい?そしてそれはどんなんだい?早く教えてくれ。眠れない日々は今日でお…(落ちつけ)

結果

まぁ、大方の予想通り機能強化版のnanoとiPod touchですね。よし、寝るか…。

しまった

8GBと16GBかい。ちょっ、そりゃ容量足りないよ。

あれ?

80GBと160GBかな。誤記?眠すぎて英語のサイトで確認する余裕ない…。あ、違う、やっぱり8GBと16GBっぽいな。ぬーん。

なるほど

お値段と容量を考えると飛びつくのは躊躇うけども、無視するにはあまりに刺激的すぎる代物。iPhone買えないから特に、あのインターフェースに触れられるのはコイツだけだしなぁ。MacOSX載ってるからいじり甲斐ありそうだし。あああ。手に入りそうならきっと買ってしまうのだろうな…。

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