As Sloth As Possible

可能な限りナマケモノでありたい

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TopHatenarに行くと、ブログから圧倒的なオーラが出てる様が見える」と聞いたので、行ってみた

オーラが足りない様

残念ながらまだまだオーラは足りないようだ。3ブクマ越えのエントリを短かい間隔で出し続けるって大変。もっとも、総ブクマ数が少なすぎてちょっとブクマされた記事でも傾きが急になっちゃうので、コンスタントに出してても密度が低いように見えるのかも。ねぇ。そう思うよね。

まぁブログで飯を食ってるって言っても、僕はブログを書いて飯を食ってるわけじゃなくてブログのコードを書いて飯を食ってるわけだし、尋常じゃないオーラが出てなくたって大丈夫、泣かない。ていうかどうやったらこうなるんだ。

ところで、まぁオーラの話はその辺にして、Readerの購読者数ランキングの方でちょっと面白いものを見つけた。

某ギネスブログも抜けそうな勢い

某ギネス記録保持者の方がこんなところに…。いや。まぁなんていうか、ほら、主な読者がReaderとか全然知らない層なので当たり前っちゃ当たり前なんだけど、ちょっと面白かった。まぁ、抜いたところで俺のブログがギネス級に知名度が上がるわけじゃないけども。

でも、あれだよね。評価軸が変わるとあの有名人や有名ブログが、「手の届く」範囲に降りてくることもあるんだよなぁ、と。自己満足?それでもいいじゃない、書き手のモチベーションになれば。なんかこういう、見方を変えて「あなたは思ってるより凄い」っての見せられる仕組みはないかなぁ。別にランキング形式である必要はなくて。ブロガーが、「自分のブログに価値がある」ってことを知れる指標がPV以外にあれば…少なくとも、莫大なPVを叩き出すことのない、多くの普通のブロガーさんたちは…やたらと「P・V!P・V!D・V・D!」とか言わなくなるんじゃないのかなー、とかちょっと思った。

つまり、一部のヘビーユーザーの嗜好が強く反映されすぎると、新規ユーザーの開拓が阻害されるかもしれない。

それならば、ヘビーユーザーの嗜好を運営が否定していいのか。

否定していいはずがないし、少なくともはてなはやらないだろう。このまま流れに身を任せるだろう。その結果このようなエントリーだらけになってしまったら、さすがにライブドアクリップやdeliciousにユーザーが流れると思う。
運営の手でCGMサイトにおけるヘビーユーザーの影響力を薄める行為の是非が問われているのかもしれない。
SBMのゆくえ 〜運営がヘビーユーザーの影響力を薄めるべきか〜 - Core

クリップに流れてきてくれる分には俺としては嬉しいけど、それはまぁそれとして、ちょっと思うところがあったので色々考えてたらまとまらなくなったので書きながら考えることにする。

偏って欲しいわけはない

本気で「集合知」だとか「Web 2.0メディア」だとかを掲げて、新しいメディアの形なんですって方針でビジネスをやるんだとしたら、今の状態はどう見たってアリかナシかでいうとナシだろう。大体いつ見ても、はてブでは揉め事や増田の記事が目に付くし、クリップなら2ちゃんまとめが結構な頻度で上がってくるし、どこのSBMでもPHPだCSSだPhotoshopだギークだアルファブロガーだライフハックだ、って記事が上がってきやすい。もちろんそれだけじゃないけど、偏りがあるのは事実だ。で、友達にそれだけ見せて「これ何が面白いの?」って聞かれたら上手く説明する自信がないし、ましてやばーちゃんに、親父に、妹に、勧められるかと問われたら難しい。

なぜそうなのかは、もう仕組み上そうだからとしか言いようがない。ある種類の人々に特に好かれるサービスだから、放っておけば勝手に特定の傾向に偏り始めるし、またその手の人々に影響されやすい人やランキングを見た人がそのランキングを補強し、そうして出来た偏りのあるランキングに魅かれてやってきた人ってのもまた同じような偏りのあるポストをする。そうして繰り返し補強される偏りのスパイラル。フォークソノミー的なものの実験としてはSBMは失敗だったと見ていいと思う。

加えて、スパム業者という連中は貪欲で、そこに露出する場があると見るとどんなとこにでもやってくる。お前らほんともういい加減にせーよってくらいあの手この手でランキングを操作しようと頑張ってる。いかがわしい商品を売り付けようとする奴らもそうだけど、最近だとSEOだなんだって言って顧客をそそのかしてツールを売り付けたりゴミPOSTでPVを稼いでほら効果がでましたよ、なんてやってるろくでもないのがいたりして、日々そういうのを相手にしてるとなんだかやりきれない気持ちになってくる。

結局、放っておいて自然に「新しいメディア」や「知の集積」ができるはずもないので、それをやりたいのであれば「運営がコントロール」するのは必然。是非が問われる、とかじゃなくて、そうせざるを得ない。それが当初の思想、「"みんな"が"みんな"へ発信するメディア」に矛盾するとしても、だ。

本当に「人気ページ」を見てもらう必要はあるのか

そういうわけで、偏りは好ましくないし運営サイドがコントロールしなきゃだめなんだろうとは思うのだけど、ただ個人的には「好ましくないが致命的ではない」と考えている。致命的でないというのは、放置していいということではなくて、他のことを優先したほうがいい、という程度の意味でだけど。何故かと言えば、そもそもSBMが「"みんな"から"みんな"へ」のメディアだなんて思ってないから。

そもそも構造的欠陥がなくて、スパマーは駆逐されていて、皆が冷静で賢明だったとして、それでじゃあ有益で面白い情報が効率的に集積されたかというと、きっとされないと思う。万人が選ぶ万人の為の情報なんて、当たり障りのない情報だけが集まるか、いろんな情報がバランス良く集まるか、どっちにせよ取り立てて面白くないだろうし、結局その「バランスのいい」情報の塊を自分でフィルタリングするはめになるだけだと思う。

つまるところ「人気ランキング」なんてのは、勝手に偏るか、集計者に都合のいい方向に偏るか、偏らないが故に意味を為さないか、どれかでしかない。だから然程重要だと思わない。いや、言い直そう。俺(もしくはあなた)にとって重要なものにすることはできるけど、みんなにとって等しく重要なものにはできない。「面白い」も「有益」も見る人によって価値が違うのだからそんなものだなぁと思うし、だから"みんな"から"みんな"へは無理があるんだと思う。

「みんな」じゃなくて「誰か」の言ってることを聞ければいい

他のCGM系のサービスを考えてみるといい。ブログを見るとき、そのブログサービスのランキングに上がってくるものを片端から読むか。SNSでフレンドが多い人の記事を片端から読むか。ミニブログでパブリックタイムラインを全部追うか。いやまぁ、「全部を見る」のが仕事だったり趣味だったりする人がぱっと何人か思い浮かぶには浮かぶけど…それはそれとして、普通は特定の気にいった人のブログを定期的に読むし、SNSでは身近な友人と慣れ合うし、ミニブログでは同じクラスタで固まるよな、と。

SBMもそれと同じで、「みんなが決めた人気の記事」を追うよりも、その分野では誰より鼻が効くあの方や、何故かいつも自分がブックマークする記事をブックマークしてるあの人や、毎回気の効いたコメントしてるあいつ、のリストに注目してた方がずっと面白い。その方が、人気はないけど凄く面白くて為になる記事に出会えたり、ブクマ数だけ多いけど全然興味がない記事にあたってしまう確立を下げたりできる。もちろんランキングや新着はそれはそれで面白い人には面白いんだけど(実際俺は増田も非モテもまとめブログもWebデザインもライフハックも割と好きだけど)、ニュースソースやネタの狩り場にするには精度が低すぎる。

つまるところ、SBMは"みんな"の意見・情報を集約して"みんな"に届けるシステムではなくて、"誰か"の意見・情報を"誰か"に届ける「個人から個人へ」のシステムなんだと思う。"みんな"の知識なんて、言われている程集約するものではない。集約させる機能は、あくまでSBMの一側面に過ぎなくて、現状はそれ以上に他の側面の方がより有益だろうと思う。

結局何が言いたいのかというと

ホッテントリが偏ってるって話は、ランキングが面白くないとか、運営が調整すべきかどうかとか、そういうことじゃなくて、他の面白い側面よりもランキング的なものの方に目が行きやすいから、いかにして他の側面をアピールできるか、ということの方が本当の課題だと思う。SBMでは必ずしも数字やランキングが、主軸ではないので。

例えばクリップはしばらく前からコメントを全面に押し出すようにして、ウォッチリスト(お気に入りリスト)の見栄えをミニブログのタイムライン風にしてみた。Buzzurlはグループで小規模なSBMとして使えるようなBuzzurl Plusというサービスを出していた。これも出たのはしばらく前だけど、「注釈」にフォーカスしたコモンズマーカーとかも面白い(SBMと言っていいのかは微妙だけど)。それから、はてブそうだけどクリップも、最近はレコメンデーションに結構力を入れてる。これは「みんなへ」じゃなくて「あなたへ」の方に力を入れたくてやってる。

つまりだね。みんなウォッチリスト/お気に入り活用してね、ってのと、ランキングばっかり見てないで他の面白い使い方見つけてくれると嬉しいな、言ってくれれば色々やるからさ、ってとこですかね。

会社の同僚で、イケメンマークアップエンジニアのhamashunさんが本を出したそうな。そうな、と言うか出た。今日あたり書店に並んでたりするらしい。一冊貰ってきたのでどんな本なのかレビューを書くよ。

一週間でマスターするXHTML & CSS for Windows

内容

テキストをXHTMLでマークアップして、CSSで見栄えを弄るところまでを実際のコードやスクリーンショットを交えつつ書いてあるチュートリアル。

誰に読んで欲しい本か

先に言っておくけど、タイトルからしてわかると思うけど、「MacRuby」だの「RSpec」だの「Objective-C 読書会」だののキーワードで検索してくるようなこのブログの読者が読む本では全く無い。

そうだなー、もし俺がこの本を誰かに勧めるとしたら、「(高校、大学の)情報リテラシの授業でホームページ製作の課題が出た後輩」とか「(IT系の業種じゃない会社で)ネットに詳しそうって理由でWebサイトの製作を頼まれちゃった友人」とか、そういう人かな。ああもちろん「Webデザイナになりたいけどまだ実際に作ったことがない人」は最初に読むべき本。リファレンス本を買うよりも、ネット上のHowTo記事を読むよりも、とりあえずまずこれを読んだほうが良いよ。

なんというか、例えると、「理屈はともかく猿でもジャイロボールが投げられる!」ではなく、「勝つためのスポーツ工学と野球理論」でもなく、「実践 ストレートを投げる為の練習法」ってところ。トリッキーなテクニックとか専門的理論的なことが書いてあるわけではないし、コピペするだけでOKな本でもないけど、順を追って読み進めて行くとそれなりにモダンで(内外共に)綺麗なWebサイトを作ることはできるようになると思う。

良いなーと思ったところ

とにかく「適当なこと」を書いてなくて良くまとまってる。「ただ書ける」じゃなくて「綺麗に書ける」ようになるように誘導してくれてる。斬新で奇抜なことが書いてあるとか、萌え路線で読み物として読めるとかではないので、内容や文体に関して「絶賛!これはすごい!こんなの見たことない!」とは言えないんだけど、わかりやすいし丁寧だ。デザインもシンプルで見やすい。

あと、要所要所に「検索ワード」が載っている。ある程度Webに馴染んでてわからなければ検索が身に付いてる人でも、「そもそも何を検索したらいいのかわからない」ってことはあると思うので、これはかなり親切だと思う。

微妙ーと思ったところ

あんまり無い。とにかく「ストレートを投げる為に必要なこと」がスッキリまとまってるので、目立つほど「アレ」なところが無い。hamashunさんらしいなぁと思う。

敢えて言うなら、リンクの説明が後半(金曜日)まで出てこないところ。CSSを書いてみよう、よりも、リンクを張ろう、とか、画像を入れよう、が後に来るのが気になる。うーん、まぁ、確かに見た目綺麗になるとモチベーション上がるので先に進みやすいんだけど、重要度としてはハイパーリンクやコンテンツの埋めこみの方が上だよなぁと。それから、相対/絶対パスの説明とかもしっかりやった方がいいんじゃないかな。杞憂かもしれないけど、8年前の自分がそこでハマった記憶あったので気になった。

あと、最後(日曜日)にlivedoor ブログの紹介がちょっと出てきて、これはすごくありがたいんだけど、「ブログテンプレートをカスタマイズしてみよう」はちょっとこの本の読者には荷が重いんじゃないかなーごにょごにょ。デフォルトのテンプレートでも結構複雑な上、ブログテンプレートとなるとHTML以外の知識も要求されるので、多分、これを読み終えたばかりの人には無理だと思う。俺でも未だに悩むもの、これ。いや、俺が言っちゃいけないセリフかもしれないけどごにょごにょ。

まとめ

ということで「Webサイトをきちんと作りたい人の最初の一歩」には「ストレートで、シンプルで、それでいていい加減じゃない」良い本だと思うので、勧めてあげてください。あと、読み終わりそうなころにリファレンス本やサイトを紹介してあげると良いと思います。ああそうそう、そういう「参考」みたいのは巻末にまとめておいて欲しかったかも。

あとhamashun先生は他にも書きたいことが一杯あるみたいだから期待して待つといいと思うよ!

以下の流れを見て本当に萎えたので、反射でエントリを書きます。

先に立場を言っとくと、id:amachangの意見に共感してる。まぁ、そこまで熱い気持ちはないんだけども、一応その上で書いてるということで。

健全とか品格とかは割とどうでもいい

健全なコンテンツかどうかって話は受け手次第だと思うので、特にどうこう言うつもりはない。が、元記事のモバイルサイトで年収4000万稼ぐ18歳の少年って、ゴミだよね。全く尊敬にも感心にも値しない。「ホームページを作る人」ってのが技術やコンテンツの提供者サイドにいる人を差してるんなら、こういうのを持ち上げる*1神経が理解できない。ビジネス?って文脈なら別におかしくないかも知れんけどさ。いずれにせよそれに全く共感しないけど、まぁ「ホームページを作る人」が言う話じゃねーなと思う。自分が作るものよりその辺のゴミのが金稼いでるのかーとか思うと虚しくならんのかな。あるいはユーザサイドでその手のノイズにイライラしないのかな。そういう気持ちが湧かない、あるいはそれがあってなお「今ある蜜」なんて言ってるんなら、きっと「作る人」なんじゃなくて「売る人」なんだろうなと認識するけど。

なんか横槍もいいところ

で、それに対して技術は中立であって善悪まで技術者が責任を取ることは云々、みたいな話が最後にありました。いや、これが本当に萎えた。なんか、流石に今回の件とは論点がズレてると思いますが。まずそもそも、技術の話じゃない。セコい儲け話であって、技術の善悪の話なんかじゃない。だからid:amachangが品格なんて言ったんだと思う。ちょっとそれはいくらなんでもはしたないよって意味で。

それから、技術の善悪まで技術者が責任持つこともない、って話は理解はできるんだけど、善意であろうとする人の方に苦言を呈すのはどうなんだろう。核兵器廃絶に努力する科学者たちの前で「技術に善悪はない、問題は使う側なのさ」って言ってどうする。いや、それはわかるからこそその技術を生み出した側が気を使うんじゃないか。

ましてや、この話はもっと低次元の話で、善悪とかより誇りとかそっちの話。中身なんもないけどフォーマットにそった論文を大量に書いてるとお金沢山入るよ!とりあえずお決まりの広告打っとけばどんなゴミでも売れるよ!やったね!なんて話を得意気に宣伝されたら、真面目に研究したり開発したりしてる人たちや、それでゴミを掴まされる人たちが腹を立てるのは普通だろう。むしろそういうときに真っ先に腹が立つのは技術に誇りを持ってる人なんじゃないのかなぁ。俺は誇れるほど大層な技術もないけど、ビジネス論や倫理観の話の前に自分達が作るものとそういうゴミを同列に語られるのは嫌だし、一消費者の視点でも「どんどんゴミを増やしましょう」なんて言う人を見たら「ちょっと待て」って言うと思うよ。

追記

書ききれてないことがあったのと、「そこまで熱い気持ちはない」とか言いながらもカッとなってやりました感の溢れる稚拙な文章を、冷静になったところで修正したいなとか思ってたんだけど、この辺の記事で大分言いたいことを言ってくれたのでいいかな。

なんつーかな、青いって言われるの承知で言うと、「ゴミが街中に溢れてくるときっと誰かが掃除して綺麗になるから、ゴミを撒くのがビジネスになるうちはやりたい人はどんどんやれ」ってのが解決策だと言えちゃうセンスが嫌だった。そしてそれを言った人が「(ゴミじゃないものを)作る人」を名乗ってるのが悲しかったかな。それが本当にゴミなのかとか、お金が動くってのはどういうことかとか、それはそれなりに意味はあるんじゃないかとか、それを(また別の話として)考えるのは止めない。でも、ゴミをもっと撒けなんて言うのは嫌だ。まぁ、それは言いたかった。

*1:別に賛美などしてない、って言われそうだけども、amachangの言うように啓蒙目的の記事には見えなかった。こんなもん感心した!って文脈でとりあげてる時点でどうかと思う。

動画サイトの広告のことを考えていて、面白い話を聞いた。動画を解析して自動的にテキストベースのメタ情報に落として、それに対してコンテンツマッチさせるような広告システムはどうか、というアイディアがあるということ。どういう仕組みかは聞いてないけど、多分音声を解析してテキスト化するんだろうな。

率直な感想を言うと、面白いし今後はその程度の技術はあたりまえになるかもしれないけど、新しい広告の仕組みとしてはそんなに期待できなそうだな、というところ。単にメタ情報を付加するだけなら、コンテンツ提供者やサービスの側で用意すればいい。それを自動化できるんだよ、ってことなんだろうけど、それでもメタ情報を「こちら側」が用意してることによる限界は越えられてない。

例えば、ニコニコ市場が面白いのは「消費者側」が関連性があると判断したものを広告にできるところに他ならない。あれがどれだけ効果を上げているのかはちょっと判断しかねるけど、「提供者側」のカテゴライズや機械的な動画の解析ではまず思い付かないようなものが市場に並んで、かつそれが案外売れたりしてるところを見ると、単純に動画のメタ情報付加の効率化を計るだけのシステムよりは面白くなりそうな可能性が見えてくる。

SBMの流行とかでさんざん言われてると思うのでわざわざ繰り返す程のことでもないんだけど、あるコンテンツの意味やそれにまつわる暗黙の了解を正しく判断するのは今のところ人力の方が圧倒的に優れているし、ましてやそのメタな要素まで含めてコンテンツ化するなんてのはまだプログラムでは困難だろう。そんでもって、その「人間の労力」をサービスを利用するユーザから上手いこと得られれば、効率がいいのみならず提供者の予測を超えるものが生まれることが有りうる、ってことも分かった。Web2.0だのCGMだのって言うんなら、もっともっと積極的にその「力」を使ってみればいいのになぁと思う。前の会社でも今の会社でも、割と言ってるんだがあんまり理解してもらえないのだけど。

とは言え前時代的な広告システムでもなくニコニコ市場でもない広告の出しかたのアイディアがあるかと言われると、これと言って思い付かないんだけど。なんか思い付いたらどっかに売り込みにでも行こうかしら。

このあいだからハマっているモバイルサイトの件で、今度はデザインでハマっている。対象が比較的新しい端末だけってことなんで、最近のケータイブラウザも進化してるらしいからいろいろ凝ってやろうかと思って調べてみたところ、やっぱりというかなんというかCSSで躓いた。

一体なんなんだ、iモード対応XHTMLってのは。つか何で独自規格なのさ。それにCSSに対応って言いながら、

  • 外部からのCCS読み込みはできない
  • それどころか<style>要素も使えない
  • インラインで書けってそれじゃCSS何の意味もない

どうしろと… orz

まじめにやろうと思ったら、高精度のUA判別した上で何種類ものテンプレートを切替えて、なおかつそれらを多重管理しないで同期するようにして、とか考えてたらコストはかかるしバッドノウハウやアクロバット上等になるし、正直そこまでするに値するUIを作り込んでるのかっつーとそうでもない*1。素直にfontとかbgcolor=""とかでちまちまやるほうがよっぽどマシか。validな(X)HTMLとCSSでPCでもケータイでもその他の機器でも同じコンテンツを提供できるとか、まだ全然有り得ない話なんだなぁ。フルブラウザ&通信定額が当り前になるまでは。

*1:サイトの特性から言って必要なのは凝ったデザインじゃなくてシンプルさと機能性だから。でも、いかにも"携帯サイト"な安っぽいデザインにはしたくないんだけなぁ…

最近モバイルサイトを作っているのだけど、アンカータグのmailtoの問題に大ハマリしている。

やりたいことは、aタグのmailtoを使ってsubjectとbodyを指定して、リンクをクリックしたらメール作成画面を開かせたい、単にこれだけで、実際PC、au、Softbankでは期待通りの動作をしてくれる。だが。docomoのFOMAだけがタイトルも本文も入らないのだ。実体参照にしてみたり戻してみたり、大文字にしてみたり戻してみたり、独自タグ入れてみたり戻してみたりしてもダメ。にもかかわらずバグ情報も回避策も見つからない。てか、いくら調べても「使える」という情報しかないところをみると、使えるはずなんだよなぁ。

ちなみに俺のnine(WILLCOM)ではメーラーとブラウザを同時起動出来ないのでそもそもメールすら送れなかった。だからという訳じゃないんだけど、こんなので苦労するんならいっそメールフォームにしてしまえばいいのにと本気で思う。俺自身は入力デバイスとしてのケータイは最低だと思ってる人間だし*1、各端末の挙動の互換性なんてまるであてにしてないからなぁ。いやまぁ、mailtoの方がユーザーフレンドリーだって言うなら頑張って実装するけども。

というわけで誰か、解決策、あるいは実際にそんなことをやってるサイトを知ってる方いましたら教えてプリーズ。

*1:とか言いながらこれはケータイから打った。普段専ら短文メールのおじさんには拷問だよ…

というコラムを読んだ。読んだのだが、今一つ理解できなかった。いや、理解できなかったというのは筆者の意見についてではなくて、論説の前提になっている事象の認識について。個々の結論に関していえば、納得できることも多いし面白い指摘だなと思うこともあるのだけど、全体に渡って前提になっている部分に疑問符のつく分析が多過ぎる。

自分を基準にするからいけないのだろうけども

こういう記事*1を読むとき、大抵は自分は批判の対象にあるのだと自覚して読む。アニメやゲームに日常的に触れているし、中学生くらいの頃からインターネットに馴染んできた*2し、肉体年齢は若者と言われる範囲内に収まっている。ついでに「心の闇」とやらがどうやら巣喰っているらしいことも知っている。

だから、もしかしたら自分の状況に説明を与えてくれるのではないかと多少の期待を持って読むのだけども、残念ながらその手の「分析」に納得したことは今のところ皆無だ。そしてこの記事も例外ではなくて、正直言って前提部分はかなり的外れだと思う。何が的外れなのかは今は言語化できないので、もう少し咀嚼してから書けそうなら書きたいのだけども、とにかく「それ一体どこの誰の話なの?」と終始疑問を抱きながら読んだことは表明しておきたい。

もちろんそれは当然で、「オタク」や「ネット世代」を批判したり分析してるのであって「ぼく」を分析してるのではないから的外れに違いない、何しろ俺様は「一般人」から見ても「オタク」から見てもアブノーマルでオンリーワンな存在ですからね*3、で片付けてしまってもいいんだけど、なんだろうこのすっきりしなさは。

もう少し読んでみる

書いてるうちに少しは整理されるかと思ったけど、あんまり整理されないな。やっぱりもう一度読みなおしてみよう。他のコラムも読んでみるかな。そうすれば、この人がところどころ鋭い指摘をしてるのに最終的にステレオタイプな認識の枠を出ていない理由もわかるかもしれないし。とりあえずメモ。

  • 権威主義
  • 「萌えがなければ犯罪を犯す」
  • ネット世代特有の
  • 生への執着
  • 相対評価
  • 承認を求める

また違う話なんだけど、オタクとネット右翼と単なるバカと精神的な疾患を抱えてる人を全部ひとまとめにして論じるのはいかがなものかと思う。

*1:オタク批判とかネット世代の病理とか、そういう類

*2:ここは敢えて「使う」ではなく「馴染む」と表現する

*3:こういうのが中二病的発想なんだろうな。そしてそれを意識的に言ってしまうのがまさに中二びょ(ry

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